タイ入国が変わった。ビザ免除30日短縮とTDAC登録を実体験レポート

タイに20年前から20回ほど通ってきた。その間に入国ルールは何度も変わってきたが、2026年はまた大きな変化がある。ビザなし滞在期間の短縮と、デジタル入国カードの義務化だ。今回の渡航で実際に体験したので正直にレポートする。

Suvarnabhumi Airport immigration Thailand(AI 生成)

ビザ免除が60日から30日に短縮へ

2026年5月19日のタイ政府閣議で、60日間のビザ免除廃止が正式に承認された。日本国籍者がビザなしでタイに滞在できる期間が30日に短縮される。官報掲載後15日で発効するため、現時点では正確な施行日は未定だが、近日中に変更される見込みだ。

背景にあるのは不法就労・犯罪・オーバーステイの増加だ。ビザ免除制度を悪用するケースが増えたことへの対応として厳格化が決まった。

それでも延長は可能

入国後にタイ国内の入国管理局で申請すれば追加30日の延長が可能だ。初期30日+延長30日で最大60日の滞在は引き続きできる。31日以上の滞在を予定している場合は日本出発前に観光ビザを取得するか、現地で延長手続きをする必要がある。


TDACとは何か

2025年5月1日から、以前の紙の入国カード(TM.6)に代わるオンライン事前登録システム「TDAC(タイデジタル到着カード)」が義務化された。空路・陸路・海路問わず、タイに入国するすべての外国籍旅行者に必須だ。


実際にTDACを登録してみた

今回の渡航で実際に登録したので体験談をお伝えする。

登録はスマホで簡単にできる

公式サイトにアクセスして、昔の紙の入国カードに書いていたような内容を入力するだけだ。パスポート情報・フライト情報・滞在先などを入力して送信する。登録後は入力したメールアドレスに許可証が送られてくるので保存しておけばいい。

登録タイミング

タイ到着の72時間前(3日前)から登録できる。到着日も日数に含まれるので注意が必要だ。

入国審査での実際の使い方

審査官にパスポートとスマホの画面を提示した。ただし実際のところ、スマホの画面をしっかり確認されることはなかった。以前のように飛行機の中や到着後に紙のカードを記入する手間がなくなった分、全体的にスムーズになったと感じる。


詐欺サイトの見分け方

公式サイトには「詐欺サイトに注意」と書かれている。ただ正直なところ、その注意書きがあるサイト自体が本物かどうかも判断しにくいというのが現実だ。

見分けるポイント

  • TDACの登録は完全無料。料金を請求するサイトは詐欺と思っていい
  • 公式URLはtdac.immigration.go.th
  • 検索エンジンの広告枠に表示される代行サービスは非公式の可能性が高い
  • タイ大使館・タイ国政府観光庁の公式サイトからリンクを辿るのが最も安全

まとめ・旅行前のチェックリスト

出発72時間前まで
└ TDACを公式サイトで登録
└ 許可証メールを保存・スクリーンショット

滞在期間の確認
└ 30日以内→ビザなしでOK
└ 31日以上→観光ビザ取得または現地延長手続き

入国審査
└ パスポート+スマホの許可証画面を提示

タイの入国ルールは急な変更が伴うことが多い。出発前にタイ大使館やタイ国政府観光庁の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめする。

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